
4年総合学習の福祉教育の一環で,視覚障がいがある方を講師にお招きして,特別授業を行いました。「今日は,皆さんに,生きる力と思いやりの心の大切さを伝えに来ました。」講師の櫻井さんは9年前に病気で視力を失ったそうです。くじけそうになったこともあったとのことですが,家族や周囲の方々に支えられ,また自らも生きる勇気をもって毎日元気に暮らしていらっしゃいます。視覚障がいがあっても,センサーが付いたいろいろな機器を使うことで,色を知ったり,自分で録音した声をシールにして物を判断したりしているそうです。裁縫やミシン縫いもしていると聞いて,子どもたちは驚いていました。後半は,アイマスクを装着して視覚障がいを疑似体験し,障がいがある方の気持ちを知るとともに,生活していくためにどんな工夫をすればよいかを学びました。