
6年道徳で、講師をお招きしてレジリエンス(困難に負けず立ち直る力)の授業を行いました。講師は、新潟市スクールカウンセラー、新潟大学講師の坂井先生です。研修として中之口中学校の先生が参観されました。当校は、教育ビジョンでピア・サポート活動(子ども同士の支え合い)による自己肯定感の育成を大切にしています。レジリエンスの授業のねらいも自己肯定観の育成です。コロナ禍でのストレス増加や、中学校進学を前にしての不安増加などの状況の中で、レジリエンスを身につける内容でした。ネガティブ感情は原始時代から人間の生活に役立っていた(怖いと感じなければ逃げない。不安があるから準備ができる。)のですが、強すぎるとコントロールが難しくなります。そこで、「できないこともあるさ。」「失敗してもいいよ。」「自分には良いところがある。」「自分のペースで自分らしく生きよう。」とポジティブ感情に切り替える方法をいくつか教えていただきました。子どもだけでなく、大人にも大切な考え方だと感じました。