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2020.06.04

桃の袋かけ

3年生が総合学習で桃の袋かけ体験を行いました。講師は,桃の品評会で2年連続で表彰されている青山さんです。子どもたちは,毎年,桃に袋がかけられているのを見ていますが,何のための袋か知りませんでした。袋かけは,桃を①雨風から守る②カメムシなどの害虫から守る③カラスなどの鳥から守るためのもので,青山さん曰く「戦わないで(自然に)勝つ」のだそうです。青山さんが使用する袋は茶色と白色の二重構造になっています。収穫の1週間前に茶色の袋を引っ張って取り,白色の袋にして日光を当て,きれいに色付かせます。私が,選別して地面に落とされた桃を見て「もったいないですね。」と言うと「それは素人の考え。おいしい桃にするためには必要なことです。」と教えていただきました。説明を聞いた後,子どもたちは実際に袋かけを体験しました。「袋の上にワイヤーが入っているので,ねじって付けるんだよ。」「できるかなあ。」最初は恐る恐るでしたが,慣れてくると手際よく袋かけができるようになりました。「いくつ付けましたか?」「たくさんで分かんない。」数えきれないほど袋かけを体験できた子どもたちは満足そうでした。

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