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2019.11.01

授業の振り返りの合い言葉は「なしともも」

新潟市の小中学校では,授業の最後に「振り返り」を行うように努めています。振り返りとは,子どもが自らの学びを自覚できるように,自分の思いをノートに書くことです。各学校でさまざまな取組が行われている中で,茨曽根小学校にはすばらしい振り返りの合い言葉があります。「なしともも(梨と桃)」です。校区に果樹園がたくさんある当校にふさわしい合い言葉です。合い言葉の意味については画像をご覧ください。全教室にこの合い言葉が掲示してあります。毎時間振り返りを書くことは困難なので,当校では1日に1回以上振り返りを行うことを目指しています。ちなみに,この合い言葉は昨年,海老名教諭が発案したものです。今後,当校の授業の伝統として長く続くことでしょう。

3年生の算数「大きな数」の授業を参観しました。学習課題は「大きな数の計算は,どうやると『は・か・せ』でできるかな?」(は・か・せ→はやく・かんたんに・せいかくに) 授業の最後に,佐藤教諭が「振り返りを書いてください。」と指示をすると,子どもたちは一斉にノートに書き始めました。すごい!すでに習慣化しています。ほとんどの子が10行近く書き,中にはノート1ページ近く書いた子もいます。 (以下抜粋)「1の位から計算すると分かりやすくできました。」「0000をしょうりゃくして,あとでつけるといいことが分かりました。」「は・か・せができたか不安だったけど,発表したら同じ考えの人がいて安心しました。」「○○さんは,図を使って説明して分かりやすかったです。」「○○さんの『万』と表すのがいいと思いました。」「難しかったけど,やり方が分かったので,自学(自習学習)で勉強したいです。」

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