
6年生がキャリア教育のゲストティーチャーをお招きして授業を受けました。本日の講師は,せきね農園の関根さんです。10月29日のブログ「消防ポンプ車見学」で説明してくださった方です。関根さんは茨曽根小学校の卒業生で,6年生の時に児童会長を務めたそうです。本日の授業は「雪国アボカド物語~新潟でアボカドに挑戦~」というタイトルで,関根さんのこれまでの人生の物語を通して,「仕事」について様々なことを学ばせていただく内容でした。子どもたちだけでなく,担任,校長,卒業アルバムの撮影に来ていた写真館の方も関根さんの話に引き込まれました。
ミュージシャンを志して,ビジュアル系バンドのボーカルとして約8年半活動。約100曲を手がけて完全燃焼し,バンドを解散。その後,実家のせきね農園の9代目として農家に転身。新しいアイディアを模索して,国産がとても珍しいアボカド栽培を開始。試行錯誤を重ねてネット販売を始めたところ,テレビ局の目にとまり,全国放送番組「満点☆青空レストラン」に出演。続いて,「マツコの知らない世界」などにも出演。一躍全国に知られるようになり,現在はアボカドだけでなく,桃,キノコ,お米なども全国からネットで注文が入り,多忙な毎日を送っているそうです。
あまりにも内容が豊富で,全ては紹介できません。「仕事」について子どもたちの意見を聞きながら,最後は,将来仕事をするために身に付けてほしい力を「自分の武器を見つける力」「新しいアイディアを考える力」とまとめていただきました。ミュージシャンから農家という別世界に移っても新たな夢を追い求める姿勢に感銘しました。
バンド時代の画像を掲載したかったのですが,著作権の関係で掲載できません。この画像の一番手前が関根さんです! → ozビジュアル系バンド - Bing images