
14日の夜に屋上で月のクレーター観察会を実施しました。4年生と6年生が理科で月の学習をしています。今やインターネットで月の画像はいくらでも見ることができるのですが,「自分の目で本物を見る感動を味わわせたい」と考えました。5年生も予習復習になるので,4~6年生を対象に保護者同伴で実施しました。雲一つない快晴で,しかも,月は上弦の月の翌日,これ以上ないという月のクレーター観察日和でした。クレーターは満月よりも半月の方が,太陽の光が真横から当たるので凹凸がはっきりと分かるのです。天体望遠鏡で,初めは月の全体像を倍率34倍で見せました。「うわっ、何これ。」「でこぼこだ。」「これが月?」 続いて,倍率102倍,205倍と上げてクレーターを観察させました(その場では140倍と言いましたが実際は205倍でした)。歓声を上げる子,息を飲んでじっと見入る子。この歓声を聞き,この姿を見ると,教師としての生きがいを感じるのです。見せて良かった・・・。この観察会が子どもたちの記憶に残れば幸せです。
おまけとして,①おおぐま座の北斗七星とカシオペヤ座を目印にしての北極星の見つけ方 ②夏の大三角と北十字の見つけ方 ③ペガスス座とアンドロメダ座でできる「秋の四辺形」 ④木星の縞模様とガリレオ衛星,土星のリング を観察しました。