当校では,「コミュニケーション力『話し合う力』を高める指導過程」の研究を行っています。
具体的には,次のような指導過程を全校統一の「これだけ」メソッドとして,日々の授業を行っています。
「これだけ」メソッドの指導過程
① 子どもが話し合いを必要とする学習課題を提示する。【課題】
② 課題に対する自分の考えを書かせる。【考え1】
③ 自分の考えを発表させる。【発表】
④ 互いに意見、質問、付け足し、反対などの考えを出させる。【話し合い】
⑤ 話し合いをしてみて、課題の解として、これがよりよい答えだと結論付ける。【考え2】
⑥ 話し合いをしてみて思ったことや感じたことを書く。【なるほどノート】
板書でも,「考え1」や「考え2」などのプレートを用いて,子どもたちの思考の変容や,
話し合いの様子を構造的に板書していきます。
また,子どもたちは,話し合いの時には,ハンドサインを用いて
前の発言者との差異を意識しながら発表します。
こうして,毎日の授業をとおして,進んでコミュニケーションする子どもの育成を行っています。