

7月9日の水曜日、東中野山小学校の中庭にある太陽の広場の池で、学校の未来を担う50周年記念ボランティアグループ、通称「50S(フィフティーズ)」の6年生たちが見事な大作戦に挑みました。13:30から14:30まで、保護者の皆様の御許可とともに、装備をしっかり整えた元気な子どもたちが、いつもとは違う特別な放課後を迎えました。
今回のミッションは、以前より外来種のウシガエルが住み着き、貴重な在来種、たとえばトンボのヤゴなど、自然本来の生態系が脅かされていた池の環境を一新するためのものです。50Sの子どもたちは、まず池の水をすべて抜く作業に取り組み、これまで長い間荒廃していた生態系にリセットボタンを押しました。
作戦の最中、なんと千匹とも思われる卵やおたまじゃくしを捕獲!そして、かろうじて生き残っていた貴重な3匹のトンボのやごにも特別な保護措置を施しました。子どもたちは、一匹一匹に細やかな注意を払いながら、汚れた泥を丹念に洗い落とし、やごたちが新たに生きるための環境を丁寧に整備していきました。
この熱い大作戦は、学校だけでなく地域全体にも明るい未来への希望を感じさせるものでした。改めて、未来を担う若き50Sのボランティアたちの勇気と情熱、そして支えてくださったすべての保護者の皆様に心からの感謝を捧げたいと思います。自然と共生する素晴らしい環境作りに挑戦し続けようという子どもたちの姿勢に、私たち大人も大いに背中を押されました。
感謝と敬意を込めて、東中野山小学校のすべてのボランティアと関係者の皆様に、改めて称賛の言葉をお送りいたします!