児童のみなさんへ
ほとんどの小学校でいつもより短くなった夏休みが終わり、学校が始まってから1か月以上がたちました。友だちとたくさんおしゃべりできないなど、がまんしなければならないことの多い学校生活が続いていますが、みなさんは、ウイルスから身を守るために、しっかりと先生方の言うことを守ってくれていると聞いています。
新型コロナウイルスは、まだまだ広がっている状況で、だれがかかるかわかりません。そして、かかった人が悪いわけではありません。
でも、残念なことに、かかった人が悪いと言われたり、かかった人の家族も責められたり、近づくなと言われたりすることが起きています。
みなさんも、もし自分や家族やお友だちがかかったらどうでしょう? まわりの人たちから責められたり避けられたりしたら、とても悲しい気持ちになると思います。誰もがかかるかもしれないこと、決してかかった人が悪いのではないことを忘れずに、自分のまわりにかかった人がいたらどうすればいいか考えてみてください。
これからも「に・い・が・た・し」の合言葉で「新しい生活様式」を行いながら、一人ひとりがウイルスから身を守ってください。
そして、もしまわりにウイルスにかかった人がいたら、思いやりの気持ちをもって、早くよくなるように励ましてください。なおった時には温かく迎えて、絶対にいじめなどはしないでください。
みんなが安心して楽しい学校生活を送ることができるように、みなさんの協力をお願いします。
令和2年10月1日
新潟市教育委員会 教育長 前田 秀子