子どもは理科の実験が大好きです。テーマがはっきりしていてやることが分かっていれば,教師が黙っていても子どもたちは,意欲的に取り組みます。4年生が理科室で1時間目と2時間目を使って水を熱して沸騰させるを実験していました。子どもたちは,鍋ややかんのお湯が沸騰している様子を日常生活の中で何気なく見ています。でも,それを自分たちの手で行い,しかもその様子を間近で観察するという経験をしている子は,ほとんどいないでしょう。火を使うこともやったことがない子が多いと思います。実験を始める前から子どもたちのわくわく感が見ている私にも伝わってきました。
いざ実験が始まると,どの子も額を近付けて食い入るようにその様子を観察していました。こういう時の子どもの眼ってホントにいいですね。