子どもたちに繰り返し伝えているのは,「学校は考えるところだ」というフレーズ。
ここでいう「考える」とは,単に計算ができる・漢字が書けるといったことではありません。
それまで学んだことを総動員して,新たな課題を解決すること。
このことです。
これは,授業はもちろん,休み時間や清掃,委員会活動にいたるまで,子どもが学校で過ごすありとあらゆる時間で培われます。
そして,この力こそ,子どもたちが大人になって社会に出たときに何よりも必要な力になると確信しています。
子どもが楽しみながら「考える力」を獲得する,その一環として毎月「どどちゃんの挑戦」を校内に掲示しています。
10月から示している問題の一部を紹介します。
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(1)低学年向けの問題
「東」という字にかくれている漢字を探します。
実は,70を超える漢字がかくれています。
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(2) 中学年向けの問題
いろいろな数を順に当てはめれば正解にたどり着きますが,筋道立てて解くこともできます。
例えば,1の位に「5」は入りません。(なぜでしょう? これは皆さんで考えてみてください)
そんなところから,数を絞っていくのです。
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(3) 高学年向けの問題
中学年の子の方が次々に解いてくるので,驚いています。
ポイントは,「上の組み合わせと下の組み合わせの重さの違い3㎏は何の違いによるのか」に着目することです。
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ぜひ,お子さんと挑戦してみてください。