１１月１３日（金）

歌『♪あの青い空のように』を歌っていた年長もみじ組。
ふと・・・，

「あれ？『すみきった』って何？」
「昨日の焼き芋の会の時に使った『炭（すみ）』のことじゃない？」
「え？炭を切るってこと？」
「あの青い空のようにの歌なのに？」

さあ，疑問がわいてきました。

「そうだ！外に見に行こうよ！」
「屋上がいいよね，よく見えるし，一番高いし！」

みんなで「すみきった」を探しに屋上に行くことにしました。

「この空？雲がもこもこしているね。」
「これは青い空よりも，雲の空だねー。」

「見て見て！ふしぎ～！UFOみたいな形の青い空！」
「球根みたいな形だね。」
「どうしてあそこだけ雲ないんだろう？？」

「あ，あの山の方の空，見て！あれは青い空だ！」
「あの青い空のように～♪だ！」
「あれが『すみきった』じゃない？！」
「え？どうして？」
「雲が一つもないもん！なんだか，青い空でさわやかだよ。」
「すっきりしているよね。」
「きれいな気持ちになるな。」

『すみきった』という歌詞の情景を目で見て，感じたことを伝え合っていました。
友達の言葉を聴き，友達の感じ方に共感したり，自分の感じ方を伝えたり...。
自分の知っている語彙と感情を，自分の中で存分に働かせ，秋の空を堪能した子どもたちです。

その後，誰ともなく『♪あの青い空のように』を口ずさみ，心弾んだもみじ組です。