７月７，８日に５・６年生が自然教室に行きました。妙高アドベンチャー，キャンドルファイヤー，ナイトハイク，野外炊事などの活動を通し，たくさんのことを学びました。

戻ってきて，子どもたちが振り返りで挙げた「学び」で最も多かったのは「協力することの大切さ」です。妙高アドベンチャーは，仲間と協力しないと解決できない活動です。支援者は場を設定し，少しだけヒントを与えます。最初は難しく感じる課題ですが，子どもたちは，興味関心をもち，解決に向け，失敗しながら何度も挑戦し，難題を解決していきました。
「ジャンボシーソー」に，２人ずつ乗っていき，地面にシーソーが着かないよう，みんなが乗るためにはどうしたらよいかを考えました。シーソーはすぐにバランスを崩すので，子どもたちは，乗り方，乗る順番，シーソー上の立ち位置など，対話をしながら策を練り，やってみて，解決していきました。素晴らしかったのは，「相手の考えを聴く姿勢」です。子どもは，日頃の学習を生かし，自分の考えを主張するだけでなく，相手の声をよく聴き，誰かが話すとすぐに耳を傾けました。深いコミュニケーション力を発揮する姿を見せてもらいました。

力を合わせることの楽しさを学んだ子どもたちは、その他の活動でも、仲間と話し合いながら主体的に活動する姿が見られました。「仲間と絆が深まった」「学習したことを学校生活で生かしたい」など、これからの人生においても、希望と期待の膨らんだ自然教室となりました。