当校の研究主題は「伝えよう ふるさと越前・角田の魅力」~想いをもち、想いを伝えるための手立ての工夫~です。「課題を自分ごととして捉え、目的意識をもって考えを比較・検討し、より良い考え、方法、内容を追求できる子」の育成を目指し、研究を進めています。
2時間目に、5年生の国語の授業を公開しました。単元は「言葉の意味が分かること」です。考えを書けていると捉えている児童に、子どもたちがそれまでにまとめた文章を比較・検討することを通して、考えを書くということはどういうことか、「納得」「共感」「疑問」の観点から考えさせる授業です。
自分の経験をもとに、「納得」「共感」「疑問」の観点から考えを書くことで、自分の思いを実感を伴って表すことができたり、読む相手にも伝わりやすい文章になったりすることを学びました。
授業では、前時の振り返りを生かし、子どもたちに課題意識を持たせたり、経験をもとに、どんな文章が入れられるか、みんなで話し合ったり、学んだことをもとに、自分の文章を見直して、書き直す姿が見られました。
みんなで話し合うことが楽しい、よりよいものを求め、比較・検討すると新しい考えが生まれる、そんなよさを子どもたちが感じることができた授業となりました。