角田浜で漁師をされている杉戸さんから、海の話を聞きました。海岸調査で調べたことをもとに疑問をまとめ、杉戸さんから、お話の中に入れていただきました。
この辺りは、日本海側でも特にごみが多いところで、それは、信濃川をはじめ、新潟にはたくさんの川が流れていて、その吐き出すごみが河口近くの海岸に流れ着くことに要因があるそうです。また、潮の流れと、冬の日本海の荒波も原因であるとのことです。
木や葦などの自然物は分解され、海の栄養になるけど、プラスティックなどの人工物はなかなか分解されず、細かく砕かれたマイクロチップになって、海に浮遊していることを教えていただきました。
杉戸さんが実際に漁に出た際、網にかかった大量のごみの写真も見せていただきました。海で仕事をしている杉戸さんのお話は、海の環境を身近に感じ、海をきれいにしたいという子どもたちの思いを高めるよい機会となりました。