6年生は,総合的な学習の時間に「Enjoy越前&角田浜っ子MAP(以下浜っ子MAP)」を制作し,角田浜キャンプ場で開催された「浜メグリ(10月開催)」で地域の魅力を発信しました。
浜っ子MAPには,「海と山がある豊かな自然」「神社仏閣や古墳等の歴史的建造物」「自然環境を生かした工房や飲食店などの産業」「優しく協力的な地域の人々」など,今まで生活科,総合的な学習の時間で学び,子どもが多くの人々に伝えたい地域の魅力が詰まっています。子どもは「地域の未来への思い」が記されています。浜っ子MAP制作を通して,「たくさんの観光客が来て盛り上がる」「にぎやかで楽しくて自然がいっぱい」「いつまでもおだやか」「世界遺産登録」「地域の伝統が続いてほしい」など,地域を活性化させたい,環境も守りたいという思いを膨らませ,移住を考える方々に空き家に住んでほしいという願いをもちました。感心なのは,防犯にもなるという考え方です。実現に向け,6年生と角田地区コミュニティ協議会の役員の皆さんで「地域の未来について考える会」を開催しました。
子どもは,ICT端末を活用し,新聞,テレビ,ポスター,チラシ,地図,空き家巡りツアー等のプランを全体に発表しました。その後,コミ協の皆さんと小グループになり,自分たちでできること,コミ協の皆さんとできることなどを具体的に話し合いました。コミ協の皆さんと地域への思いを共有し,地域の未来に思いを馳せることができ,子どもも大満足でした。今年度もあと少しですが,できることから取り組みます。次年度に続きそうな素敵な活動となりました。
最後は,地域への思いや話し合った感想を一人一人が書き,大きな紙にまとめました。角田地区コミュニティセンターに掲示されるとのことです。子どもは地域について自分ごととして考え,行動しました。