1月19日に,福祉についてとことん考える『福祉デー~見て・聞いて・体験して考える一日~』を開催しました。これまで福祉について,社会福祉協議会の方々からご協力いただき,福祉についての講話をしていただいたり,アイマスク体験をしたりし,さらに自分たちで調べるなどして福祉について学んできました。今回はその学びをもとに,子どもたちがより興味をもち,もっと深く学びたいと思ったテーマに分かれて,体験や活動を行いました。
テーマは,幼児&子ども,高齢者,手話,バリアフリー&ユニバーサルデザインの4つです。
幼児&子どものグループは,新潟県立大学の伊藤巨志先生をお招きして,赤ちゃんや幼児についてのお話を聞いたり,実際に赤ちゃんの動きを体験したりしました。
高齢者グループは,お年寄りの生活や気持ちについてお話を聞いた後,高齢者体験として,実際の高齢者が感じている見えにくさ,聞こえにくさ,動きにくさをいろいろな装着器具を身に付けて体験しました。
手話グループは,手話サークル「つづみ草」のみなさんから手話を教わり,いろいろな単語や言い回しの手話を覚えたり,耳の聞こえない方の意思の疎通の仕方を練習したりしました。
バリアフリー&ユニバーサルデザイングループは,実際に自分たちの地域を歩いてみたり,公園や交流施設など身近な場所を見学し,設置の工夫や使用感について自分とは違う立場の視点で確かめ,理解を深めました。
どのグループも,普段学べない多くの貴重な体験をさせていただき,福祉について,より理解を深めることができました。今度は,この経験をもとに,牡丹山が「誰にとっても優しい町」になるために,自分たちができることは何かを考え,発信していく予定です。