4年生の後半の「総合的な学習の時間」のテーマは『バリアフリータウン ぼたんやま』です。先日、この学習の1時間目、学年全員で集まって学習しました。はじめに、「わたしたちの町はいい町かな?優しい町かな?」と問いかけると、ほとんどの子どもが「うん」「もちろん」と答えました。その後、さまざまな写真を見ながら、わたしたちの周りには障がいをもった方が大勢暮らしていることを知り、改めて「わたしたちの町は優しい町かな?」と問うと、子どもたちは「う~ん・・・」「もしかしたら障がいをもった方には、違うかも」「調べてみないとわからない」という返事が。すばらしいです。ちゃんともう一度考えてくれました。そして、「後半は、このことについてみんなで調べたり、優しい町になるようにできることを考えたりしていこうね」と伝えました。
そして、今日9月22日、社会福祉協議会の方をお招きしてお話をうかがいました。『福祉』とは「ふだんの、くらしの、しあわせ」のことだよという言葉に、子どもたちはうなずきながら話を聞いていました。また「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」の違いを例を挙げたり、クイズをしたりしながら教えていただきました。最後に読み聞かせしてくださった『どんなかんじかなあ』は、障がいを個性としてとらえることの大切さを教えてくださいました。
さらに次の時間には教室で、アイマスク体験をしました。目を閉じても音から分かることはたくさんあるけれど、形や色など分からないことも多いことに気づき、その後アイマスクをした友達に折り紙の折り方を言葉だけで教えてあげる活動をしました。みんな一生懸命に言葉を選び、教えていました。子どもたちから「目の見えない方の教えるのはとても難しかった」「教えてもらうと、少し安心した」という感想が聞かれました。