年長あやめ組さんが、園庭で網を持って虫探しをしていました。
そこで、もも組はビニール袋を持ち出して、あやめ組さんの真似をして虫捕りをしています。
そうっとそうっと近付いて、「えい!」
上手にトンボを捕まえて、ペットのように可愛がり、お花を食べさせていました。
ある日、用務員さんが、園庭でカマキリの卵を見付けたことを教えてくれました。
「カマキリの卵ってどんなかな?」
「絵本で見たらアワアワってかいてあったよ。」
アワアワの卵探しに出かけると、枝に着いたアワアワの卵の他に、草の上にも白い綿のような卵?を見付けました。
数日前にバッタが産んだ卵と一緒に、アワアワと綿のような卵も入れました。
「生まれたかな?」「いつ生まれるの?」と、毎日楽しみにしている子どもたちです。
すると・・・
「先生何か生まれたよ!」
確かに、飼育ケースの蓋にびっしりと、小さな虫が動いています。
綿のような卵の正体は、クモの卵だったようです。
また別の日、朝から子どもたちが「生まれたよ!」と賑やかにしていました。
見ると、一学期から飼っているザリガニのざりざりちゃんがもう一匹⁉
「殻を脱いで大きくなったんだね。」と話すと、
「おめでとう~♪」と拍手を送っていました。
先週から、少しずつ過ごしやすい気候になり、風の気持ちよさを感じます。
お隣の小学生が遠足に出掛けた日、広いグラウンドを借りて思い切り走りました。
気持ちのよい風を感じて、「これが秋か~!!!」と何度もつぶやいていました。
園庭には、大きくぷっくりと膨らんだ栗の実がたくさん落ちています。
夢中で拾い集め、「みんなに見せよう!」と、他のクラスのお友達や先生たちに得意げに見せて回っていました。
「みんなは栗を食べたことがあるの?」と聞いてみると、
「うん。甘いんだよ。」「そう。栗にはあんこが入っているんだよ。」とのこと。
おうちに持ち帰った栗をゆでてもらって食べた子もいたようです。
「どうだった?あんこが入ってた?」と聞いてみたところ、
「うん!入ってたよ。甘かった!」と元気な答えが返ってきました♪
お部屋には、たんぽぽ組のお友達が持ってきてくれたお花を飾っています。
金木犀の甘い香りを嗅いで、
「いちごのにおいがする♫」「本当にいいにおい!!」と目を輝かせていました。
いろんな秋を感じ、たくさんのもも組の名言が聞こえてきます。