女の子たちが段ボールを探し出してきました。
「これで私たちのおうちを作ろう。」
ガムテープを一生懸命に使って段ボールをつなげました。
「今度はドアも作ろうね。」
それを見ていた他の子も、「僕たちも段ボールがほしいな。」と思いました。
そこで、おうちの人にお願いして、翌日それぞれが段ボールを持ってきました。
「こっちは私たちのおうちにしよう。」
「僕も入れて。」「うん。みんなのおうちにしよう♪」
ところが、段ボールはすぐにつぶれて倒れてしまいます。
「どうしよう。」
そこで、「段ボールカッターというものがあるよ。」と知らせました。
段ボールを切って立てると、大きな囲いのような空間ができました。
「僕もやってみたい!」
段ボールカッターを使うには力が必要です。
難しさを感じながらも、「押さえてて。」とお友達の力も借りて頑張りました。
近頃上手に切ることができるようになってきたガムテープも使って、段ボールをつなげていきました。
「私たちのおうちももっと広くしよう。」
「だんだん大きくなってきたね♪」
「ドアに鍵も付けたいんだけど…。」
「ここが難しいんだよね。」「うんうん。」
鍵付きの広いおうちができて大満足。
「椅子も持って来ようよ。」「いいおうちだね。」
「ポスト付けたよ。」「今度はテレビも作ろうか。」
子どもたちの思いは広がります。