
掃除前の幼稚園のプールに、たくさんオタマジャクシがいました。タライやケースに移して、子どもたちはオタマジャクシの様子を楽しんで見ていました。中には手や足が生えてきたオタマジャクシもいました。「もうすぐカエルになるんだ」「いつなるのかな?」年長組の子どもたちはワクワクして観察していました。水曜日、年長児がケースの中で、しっぽが取れカエルになったオタマジャクシを見付けました。「カエルになったよ」「かわいいね」とみんなで成長を喜んでいました。


観察する中で子どもたちがこんなことを話していました。「カエルになったら虫を食べるんだって」「いっぱい集めるの大変だよ」「じゃあ、虫がいるところに逃がしてやろうよ」
子どもたちは小さなカエルを逃がしてあげることにしました。興味をもった年中児も加わり、裏庭に逃がしに行きました。カエルが草の上をぴょんぴょんと飛び跳ねる様子を、嬉しそうに見ていました。「どこに行くのかな?」「また遊びに来てね~」優しい声をかける子どもたちでした。

