
年長組は毎日水やりをしながら、野菜の生長を確かめています。気づいたことがあると、「今日も大発見あった!」と友達に教えています。「ズッキーニが大きくなってきたよ。」「僕のトマトが大きくなった。まだ緑だけど。」「一番向こう側の枝豆につぼみがついてたよ。」時にはホワイトボードも使い、友達に一生懸命教えています。そして、実際に畑に行き、大発見を自分の目で確かめています。


「今日は大発見じゃなくて、大事件だよ!トマトが虫?わからないけど誰かに食べられた!」と、一人の子が教えてくれました。それは大変と、みんなで見に行くと、何かにかじられたような?日に焼けたような跡がありました。「これ虫かな?」「カラスかも?」「カラスなら何か追っ払わないと」・・・わいわい話が進む中、一人の子が、「そうだかかし作ろうよ!」と提案しました。「かかし?」という子もいたので、教師がipadでかかしの画像を見せてみました。「ああこれか。」「知ってる。」「顔がへのへのもへじだよ。」「アメリカのかかしは・・・そう、この怖い顔のやつだよ。」と大盛り上がりでした。
給食後に年長組みんなでかかし作りをしました。雨風に負けないよう、ビニールやガムテープを使い、頑丈なかかしにしました。「アメリカのかかしみたいな怖い顔にしよう。」「カラスや虫がひーって逃げてくようなやつだね。」「明日髪の毛も付けようよ。」「怖い顔になってきたね!」・・・目的に向かって友達と力を合わせて取り組むことを楽しんでいる年長組です。


