今日は桃の節句のひな祭り。幼稚園でもひな祭りの会を開きました。子どもたちが飾り付けをしたひな壇の隣に、自作のひな人形を飾りました。作り方は学年によって様々ですが、どのおひな様もニコニコと優しいお顔をしていました。子どもたちから、作る際に頑張ったことを教えてもらいました。みんなで『うれしいひなまつり』の歌を歌うと、おひな様はますますにっこりと微笑んでいました。

　さて、今日は茶道「宗偏流」の方々が幼稚園に来てくだり、ひな祭りのお祝いに、お茶を点ててくださいました。掛け軸やお花、お釜や茶杓など、しつらえや道具について優しく丁寧に教えてくださいました。「私たちのお茶会ごっこと違うね」「早く飲んでみたいね」本格的なお茶の雰囲気に子どもたちはちょっとドキドキ、たくさんワクワクしていました。

　最初に年長組・年中組がお抹茶をいただきました。お菓子をいただき少し緊張がほぐれてきたようです。一人ずつお抹茶をいただきました。おいしそうに飲む子、味見して「苦い💦」という顔をするもまた飲んでみる子など、みな思い思いにお抹茶の味を楽しんでいました。

　次は年少組がお抹茶をいただく番です。年長組・年中組がお運びのお手伝いをしました。少しドキドキしたけれど、みな丁寧にしずしずとお抹茶を配っていました。年少組もお抹茶が初めての子は苦戦していましたが、「おいしい」と飲む子もたくさんいました。

　　皆がお抹茶を頂いた後、お茶を点てていただいた方々に気持ちを込めてお礼を言い、歌のプレゼントをしました。子どもたちの歌をとても優しいお顔で聞いてくださいました。

　宗偏流の方々のご協力もあり、子どもたちは「お茶」という日本伝統の文化に触れ、楽しむことができました。ありがとうございました。