今日は幼稚園のみんなが楽しみにしていた、もちつき会です。昨日から臼や杵を目にした子どもたちは、「早く食べたい!」「早くおもちつきしたい!」とワクワクしていました。
もちつき会にはたくさんのお家の方が、ボランティアとして参加してくれました。お家の方々にご挨拶をし、いよいよ会のスタートです。会の初めに蒸かしたてのもち米を見てみました。「おいしそう。」「ご飯みたいな匂いがする。」「これ、おもちじゃないよ。」子どもたちは感じたことをつぶやいていました。
お家の方の力を借り、まずは目つぶしを行いました。力いっぱいもち米に杵を押し当て、コメの粒をつぶします。その後、ぺったんぺったんともちつきが始まりました。お家の方の力強いもちつきを見て、子どもたちの手にも力がこもります。「がんばれー!」「(もちつき)ぺったーん!」と、子どもたちから応援する声があがりました。仕上げは年長組の出番です。一人ずつ、杵でぺったんぺったんとおもちつきをしました。みんなの力でつやつやのお餅ができました。
つきあがったおもちで鏡もちを作りました。鏡もちには神様が宿るといいます。来年も楽しい良い一年となるよう、職員と年長組で心を込めて作りました。作った鏡もちは、年が明けたら飾る予定です。
いよいよ待ちに待った会食です。お店から届いた「みたらしもち」と「きなこもち」、年中組と年長組が育てた大根をたくさん入れた「雑煮風お汁」をみんなで食べました。「おもちおいしい!」「お汁もおいしい。」「お汁お替りください!」・・・みんなで食べるとおいしいね。にぎやかに楽しく食べました。
もちつきという日本の伝統行事に触れる中で、子どもたちはずっと笑顔で楽しそうでした。ご協力いただいたお家の方々、ありがとうございました。