今日は年長組が準備し、幼稚園のみんなが楽しみにしていたお祭りです。今日は年長組の研究保育でもあります（※金融経済教育の研究保育も兼ねています）。教育委員会の指導主事、市立幼稚園の先生方、近隣の小学校やこども園の先生方、金融経済教育事務局の方々など、たくさんの方に来ていただきました。

　「花火」「的当て」「宝探し」「ジュース屋」「クレーンゲーム」「魚釣り」・・・年長組の楽しいお店に年中組、年少組がお客になって遊びます。「いらっしゃいませ！1回100円です。」「やりたーい！」「魚３つとったらご褒美あげるよ！」「きれいな花火ですよー！」「もう1回やろ！」・・・にぎやかな声があちこちに響きます。少し難しいところは年長組が優しく教えてくれるので、年少組もだんだん意欲的に遊ぶようになってきました。

　遊んでいるとお金は無くなります。そこで「銀行」の出番です。「（お金）おろしまーす」「いくら？」「ひとつ」「100円です」銀行に行って、お金をおろしてまた遊びに向かいます。たくさん遊んでお金が無くなるとまた銀行に行って・・・。楽しい時間は続きます。お店やさんも時々儲けたお金を入金に来ていました。年少組・年中組・年長組、その学年なりにお金の使い方を理解し、遊びに取り入れていました。

　協議会では、個々の子どもの育ちの姿や異年齢の良いかかわり、子どもなりに身につけたお金の感覚などについてたくさん意見を交換しました。たくさんのご意見やご指導いただいた内容など、今後の保育に生かしていきたいと思います。