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2024.05.23

年中・年長で保健指導を行いました

 養護助教諭の寺尾です。昨日、今日と年中・年長組に”朝ごはん”をテーマに保健指導を行いました。朝ごはんが体に与える働きを知ってもらい、朝ごはんが体の調子と密接に関係しているんだと気付いてもらうことを目的として実施しました。

 まず、朝ごはんを食べることで3つの目覚ましスイッチがONになることをお話しました。
①からだとこころの目覚ましスイッチ
②あたまの目覚ましスイッチ
③うんこがでる目覚ましスイッチ   です。
朝ごはんを食べずに3つのスイッチがOFFになったときの体の状態について問いかけると、「眠たいままなんじゃないかな~」「うんこが出ないかも」などと想像しながら答える姿を見ることができました。

 そして、それぞれのスイッチをONにする食べ物について具体的な食品を示し提示しました。

 栄養バランスを整えるために手軽に使えるツールとして、三色食品群というものがあります。赤色に分類される食品は”からだをつくるもと”になり、黄色は力のもと、緑色は体の調子を整える役割があります。
 ①からだとこころの目覚ましスイッチ は 赤色の食品でONになります。
 ②あたまの目覚ましスイッチ     は 黄色の食品でONになります。
 ③うんちがでる目覚ましスイッチ   は 緑色の食品でONになります。

 子どもたちも、「今日の朝ごはんには緑色があったから、うんちが出るかも~!」「今日パン食べてきたから黄色だ」などと言いながら、朝ごはんが体にとって大切な働きをすることに気付いているようでした。

 2回目の指導では、1回目の内容の振り返りから行いました。「朝ごはん食べてきた人~?」と問いかけるとみんな元気よく返事をしてくれました。3つのスイッチについても覚えていて、1枚目画像のイラストを提示すると「うんちがでるスイッチ!」「あたまのスイッチ」などと沢山の呟きが聞こえてきました。

 自分の普段の朝ごはんには、1回目に学んだ3つの目覚ましスイッチをONにする食べ物がそろっているか、何が足りないのかを考えてもらいました。朝は準備などで忙しく、3色そろった朝ごはんをとるのはとても難しいです。そこで、いきなりパーフェクトな朝ごはんを目指すのではなく、今の朝ごはんよりもワンランク上を目指そうとホップ・ステップ・ジャンプ!の3段階のランチョンマットを作成しました。
 それぞれの色の食品イラストを提示していくと、「ぼくの朝ごはんは3つの色がそろっているからジャンプ!だ」「私は今日パンとサラダを食べてきたからステップだ」などと、今日の朝ごはんを思いだしながら発言している姿がありました。

 今回の保健指導を通して、朝ごはんを食べることの大切さに気付いてもらい、栄養バランスを意識しながら食事をとる姿が見れるようになることを期待しています!

 明日は年少組で保健指導を実施します!

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