2022年1月アーカイブ
牛乳に多い栄養といえばカルシウムです。牛乳はカルシウムを手軽に,たくさんとることのできる食品です。カルシウムは,骨や歯を作るもとになります。骨に含まれるカルシウムなどの量を「骨量」や「骨密度」といいますが,骨量は10歳頃から急速に増えて,20歳頃にピークを迎え,だんだんと年をとるごとに減っていきます。みなさんの骨は,今まさに骨量の貯金をしている時期です。年をとっても元気な骨でいるためには,今,しっかりとカルシウムを蓄えて,骨量のピークを高くしておくことが大切です。
その他,カルシウムはイライラを防ぐ働きも知られています。牛乳とその他の食品を組み合わせながら,上手にカルシウムをとって丈夫な骨をつくりましょう。
<今日のこんだて>
ごはん チンゲン菜とほたてのスープ とり肉のレモンソース アーモンドキャベツ 牛乳
ヨーグルトという名前は,トルコ語の「かき混ぜる」という意味の「ヨウルト」が語源だといわれていて,牛乳と乳酸菌をかき混ぜて発酵させて作ります。もともとはブルガリア地方で食べられていたものですが,「ブルガリアの人が長生きなのはヨーグルトを食べているからではないか」と考えたロシア人の生物学者,イリヤ・メチニコフ博士によって世界中に広がりました。長生きとの関係ははっきりしませんでしたが,ヨーグルトに含まれる乳酸菌はおなかの調子を整えて,免疫力を高め,かぜや花粉症の予防にも効果があるといわれています。今日はフルーツを入れたヨーグルトあえでした。
<今日のこんだて>
卵カレー(麦ごはん) 福神漬け ヨーグルトあえ 牛乳
ケチャップは正式には「トマトケチャップ」といい,その名の通りトマトから作られます。トマトの色は赤,と思いがちですが,ピンク・黄色・オレンジ・緑など様々なものがあります。私たちが普段生で食べているトマトはピンク系が多く,ケチャップなどに加工されるトマトは赤系です。トマトを煮詰めてトマトピューレを作り,そこに調味料や香辛料を加えたものがトマトケチャップです。ビタミンAや赤色の成分である「リコピン」も多く含まれています。また,トマトには昆布と同じ旨味成分の「グルタミン酸」が多くふくまれています。ケチャップは食欲をそそる赤い色と,その旨味で世界中で愛されている調味料です。今日はさばのソースに使いました。
<今日のこんだて>
ごはん 白菜と里芋のみそ汁 さばのごまケチャップソースかけ のり酢あえ 牛乳
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。給食は11日から始まります。今年ももりもり食べて健康な体を作りましょう。C62【月潟学校給食センター】12月献立表(小).pdf